2015年6月アーカイブ

ルートパーティションext2化

USBブートで使っているLinuxマシン(VMware Server用)がよくジャーナル書き込みをabortして使い物にならなくなる。
ただの起動ドライブなので、Writeはほとんど発生しないはずだし、最悪壊れてもかまわない。
そんなわけで、ext2化を行いました。その備忘録です。
ルートパーティションに対する操作なので、レスキューCD等の別で起動した環境からの操作が必須。

まずはext2化を行います。
# tune2fs -O ^has_journal /dev/sda2
# fsck /dev/sda2 -f -y
# mount -t ext2 /dev/sda2 /mnt/root
/etc/fstabを忘れずに変更しましょう。
LABEL=/ / ext2 defaults,noatime 1 1
このままrebootすると、ext3でマウントしようとするようでkernel panic起こします。
起動時にext2でマウントするためにinitrdの再作成を行います。
# chroot /mnt/root
# mount /sys
# mount /proc
# mkinitrd initrd-2.6.18-371.el5.ext2.img 2.6.18-371.el5
後は作成したinitrdを読み込むようにgrubの設定を変更しましょう。
title CentOS-Main (2.6.18-371.el5)
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-371.el5 ro root=LABEL=/
initrd /initrd-2.6.18-371.el5.ext2.img
これでrebootしたらext2でマウントして起動できるはずです。
(念のために事前のバックアップをお忘れなく...。)