サッカーくじ totoの予想をしてみる。-方向性について-

方向性について

2020年の最終節のレーティング値が2021年の勝敗予想に使えるかという点では様々な課題があります。
チーム体制の入れ替わりもあるのでイコールではないでしょう。
J1、J2で個別にレーティング値を計算する場合には昇格/降格チームの初期値をいくつとするかも検討課題です。
単純にJ1/J2を合わせて計算する手もありそうですが、試合数が少なく、数字が安定しない可能性もあります。

また、レーティング値から勝ち/負け/引き分けを決めなければなりません。
前回の記事のとおり、レーティング1位とレーティング18位では勝率83%程度です。
中位のチームでは50%となることも多く、ある閾値を持って勝ち/負け/引き分けを決めなくてはなりません。
不確実性の部分はダブル/トリプルで予想という手もありますが、組み合わせが増えるため投資金額が増えます。
すなわち、購入する組み合わせを最小化しつつ、当選する組み合わせが選択されるようにしなければなりません。

ということで、まずはEloレーティングについて色々と検討していく必要がありそうです。

  • 前年のレーティング値は当年度の勝敗をどれくらい予測できるのか?
  • レーティングの計算範囲をどうするのか?J1/J2をまとめるべきか?
  • EloレーティングのパラメータKは何が適切か?
  • J1/J2を別で計算する場合に、昇格/降格時のレーティング初期値は何にすべきか?
  • レーティング値からどのように勝ち/負け/引き分けを決めるべきか?

勝率80%ということは20%で負けてしまうこともあります。
得られた数字通りだと所謂順当な結果でしか賭けることができません。
これについてはレーティングを真面目に考えてもしょうがない部分なので、将来的に考えます。

とりあえずの予想手法で購入

色々なことを解析していても面白くないので、ひとまずの予想方法を考え、本日開催のmini totoを購入しました。
やっぱりお金がかかってないと本気になれないからね!!

  • 初期値1500とし、前年分第1節から最終節までのデータと、今年分の最新の試合結果までをレーティングに反映。
  • Eloレーティングの計算においてはK=32とする。
  • J1昇格チームのレーティング初期値は1500とする。
  • レーティング値から勝率(予測値)を求め、設定した条件を満たすものを購入する。

設定した条件というのが購入する組み合わせ数にかかわる重要なものです。
直感的に、勝率が50%に近ければ、引き分けになりやすく、ここから離れると勝ち/負けが決まりそうです。
ということで、閾値を設けて、次の条件を設定しました。
  • ホームチームから見て勝率が0.5+閾値(W)を上回った場合には「1(ホームチームの90分勝ち)」を購入する。
  • ホームチームから見て勝率が0.5-閾値(W)を下回った場合には「2(ホームチームの90分負け)」を購入する。
  • ホームチームから見て勝率が0.5+閾値(D)を下回った場合かつ0.5-閾値(D)を上回った場合には「0(その他)」を購入する。

今後は購入する組み合わせを最小化し、リターンを大きくする閾値を実験的に求めることになるでしょう。
閾値は何となくデータを眺めて仮置きしました。(値は秘密)

購入した組み合わせは以下の通りです。
第1225回 minitoto-A
タイプ 開催日 ホーム アウェイ (1) (0) (2)
J1 3/3 川崎 C大阪 1
J1 3/3 名古屋 G大阪 1 0
N 3/2 湘南 浦和 0 2
N 3/3 福岡 札幌 0 2
N 3/3 横浜C 1

第1225回 minitoto-B
タイプ 開催日 ホーム アウェイ (1) (0) (2)
N 3/2 大分 神戸 1
N 3/3 F東京 徳島 1 0
N 3/3 横浜M 仙台 1 0
N 3/3 鹿島 鳥栖 1
N 3/3 広島 清水 1 0

結果はあとで更新します。 ⇒ 更新しましたが、1個ずつ外しました。簡単にはいきませんね。