自分のPC遍歴を振り返る。ー2台目 自作PC(Windows XP)ー

前回に続いてPC遍歴を振り返ろうと思う。
2台目は大学に入学し、初めて自作PCを経験した思い出の1台。

現物は実家に置いてきたので、スペックは記憶ベースです。
2005年に構築した標準的なスペックだったと記憶しています。

2台目 自作PC(Windows XP) (2005年5月~2009年10月)

1999年から2005年までWindows 98を使っていたが、当時はPCの進化も凄まじく、愛用のPCは時代遅れ。
1999年頃のPCはPentium 2からPentium 3の時代であったが、2005年は既にPentium 4の時代。
クロック数もGHz越えが当たり前であり、性能も(発熱量も)大きく進化していた。

CPUは1999年の300MHzから2000年頃には1GHzを超え、2005年には3GHzも当たり前という状況。
メモリも1999年は64GBが一般的であったが、2005年は512GBぐらいが標準になり、HDDも4.3GBから60~100GBに進化。
ざっくりと10倍ほどのスペックになっていたのである。

適当に購入してもスペックアップは望めたが、メーカー品だと心もとないということもあり、自作PCに挑戦したのであった。
2005-05-21-001.jpg

PCケース ENERMAX CS-125
電源 KEIAN K WIN-4001SPX-X 400W
マザーボード Intel D915PGN
CPU Intel Pentium 4 530J
メモリ DDR400 512MB × 2 = 1GB
HDD Seagate Barracuda 7200.7(ST3120026A) 120GB
グラフィックカード Leadtek WinFast PX6600TD
OS Microsoft Windows XP Home Edition SP2

途中でスペックアップを図っているので、当初のスペックは記憶ベース。
写真は自作して完成した直後だったと思う。
初めての自作だったので中が見えるケースがよいということで、横部分がアクリルのものをチョイス。
パーツ一式はZOA 豊橋店で購入したと記憶している。

自作した後の悩みとしては、CPU温度が常に72℃で壊れないかと心配だったということ。
Pentium 4 530Jを選んだ理由は3.0GHzで動作するからということで、折角なら3GHzを超えたかったのである。
ただ、悪名高いPrescottで発熱量が凄まじかったと記憶。

その結果、SCYTHEの大型ヒートシンクのKABUTOクーラーやサイドフローのKATANAクーラーに換装したりした。
あまりに爆音だったので、ファンコンを付けて、冷却具合と煩さを調整したり...。
じゃじゃ馬だった分、自作PCというのをそれなりに楽しんでいたような気がする。

満足のいく性能のPCを手に入れ、OSも安定感のあるWindows XPとなったため、PCライフそのものは快適であった。
ただ、Windows 98時代の習慣は抜けず、OSの設定は頑張っていた。
特にWindows XPのおもちゃっぽいUIは気に入らず、UIのカスタマイズを頑張っていたように記憶している。

Windows 98時代は余りにも非力だったので、途中からはアンチウイルスソフトは導入していなかった。
スペック的にも余裕がでて、セキュリティ対策もということで最初はノートン先生を入れていた。
ただ、ノートン先生にも苦い記憶があったし、お金もなかったのでウイルスセキュリティZEROを入れていた。

ノートン先生の苦い記憶とは、先代PCのWindows 98でインターネットにアクセスした時のことである。
先生が大量の警告メッセージを出しながら、マルウェアに負け、起動不能となった事件である。
結果、OSは再インストールすることとなった...。

最終的には若干のスペックアップを行い、以下の通りとなった。

PCケース ENERMAX CS-125
電源 KEIAN K WIN-4001SPX-X 400W
マザーボード Intel D915PGN
CPU Intel Pentium 4 530J
メモリ DDR400 512MB × 4 = 2GB
HDD Seagate Barracuda 7200.7(ST3120026A) 120GB
HITACHI Deskstar(HDS721616PLA380) 160GB
グラフィックカード Leadtek WinFast PX6600TD
OS Microsoft Windows XP XP Home Edition SP3